ピルを使う際の血液検査と排卵後を調べるには

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ピルは経口避妊薬のことで、飲むことによって妊娠しない状態にするための薬です。
ピルにはいくつかの種類がありますが、一般に使われているものとしては低用量ピルと緊急避妊薬の2種類があります。
いずれの場合も女性のホルモンに作用して、排卵を抑制し、また受精卵の子宮への着床と子宮頸管粘液を変化させることによって精子の通過を阻害するといった働きがあります。
低用量の場合には女性が妊娠したさいに起こる状態を薬の成分によって継続的に起こすというものであり、身体への負担が少ないものですが、緊急避妊薬の場合には短期間でホルモンを変化させる都合上、副作用が強いデメリットがあります。
低用量ピルの場合には用法用量を守っていればもっとも成功率の高い避妊法でありほかの避妊法と併用することでほぼ100%の避妊が可能とされています。
一方で緊急避妊薬は性行為後24時間であれば100%近い効果を得ることができますが、時間が経過するごとに確率は低下し72時間後には成功率が7割程度まで落ち込むことになります。
ピルを処方するのは産婦人科であり、この場合には問診や血圧測定、血液検査を行った上で処方されるケースがほとんどですが、一部では血液検査などを省略する場合があります。
一方で避妊目的以外にも生理による生理痛や出血の増加、また血液中の成分の変化などがある場合には低用量ピルが処方されるケースがあります。
特に血液検査で生理中の変化が重い場合には有効な治療薬として働きます。
低用量ピルは、28日サイクルを1セットとして服用することになりますが、このスタートは排卵後からになり、服用の仕方としては排卵後の翌日からスタートするものと、排卵後の最初の日曜日を起点に行うものがあります。
いずれにしても毎日服用する必要があり、途中での服用のし忘れによって著しくその効果が減るリスクがあります。